フリーターの就活では“資格を勉強中”をアピールすべき理由

フリーターが就活をする時、意識しておいて欲しいのが“資格を勉強中”だということをアピールすることです。

 

資格をとる事が大切なのではなく、“勉強中”だということをアピールするということです。

 

もちろん、あなたが就職したい業務と関連する資格をすでに持っているのならば資格がある事をアピールすることがベストです。

 

しかし、関連する資格を持っていないのだとしたら“資格勉強中”ということを履歴書に記載したり、面接で主張するなどアピールすることが大切です。

 

やる気をアピールすることが出来る。

 

資格を勉強中だということを示すことで一体どんなメリットがあるのか？といえば…

 

やる気をアピールすることが出来る。

 

事にあります。

 

企業としてはフリーターであろうとなかろうと、正社員として採用するからにはきちんと仕事をしてくれる人を選びたいと考えます。

 

つまり、仕事に関して“やる気”のある人を求めているのです。

 

当然のことですよね？

 

そして、このやる気をアピールする方法の一つが“資格を勉強中”という事です。

 

なぜなら、いくらあなたにやる気があって「やる気があります!!やる気があります!!やる気があります!!」なんて言った所で採用担当者は「本当にやる気あるのかなんてわからないな…」と感じてしまうからです。

 

しかし、業務と関連する資格を勉強していることをアピールすれば「一応、この仕事に興味はあるみたいだね」とあなたのやる気を理解してもらえる可能性が高くなるからです。

 

特に「今度の○月の試験で必ず資格取得してみせます!!」とアピールすればより具体的に目標をもって取り組んでいることが分かり好印象です。

 

「自分でなんとかする!!」という姿勢を買ってもらえる。

 

フリーターから就職を考える時、ぜひ考えて欲しいのが「企業側は一体どんな人を採用したいと考えるのか？」です。

 

ここでは資格との関連で一つだけ例を挙げるとするのならば…

 

「就職したら仕事教えてもらえますよね？出来るようになりますよね？」という人と「わからないことがあったら自分で勉強してきます。調べてきます。」という人、あなただったらどちらを採用したいですか？

 

もう答えはお分かりだと思いますが、勘違いしてしまう人がいるとまずいのでちょっとだけ…

 

「就職したら仕事教えてもらえますよね？出来るようになりますよね？」と言うような人はフリーターだろうと職務経歴何十年の経験豊富な人物であろうと基本的には採用される可能性は低いです。

 

分かりますよね？

 

「教えてもらえますよね？」なんて言われても「学校じゃねーぞ!!」と思われて終わりです。

 

一方「自分でなんとかします。調べてきます。」という姿勢の人には「本気で仕事をやろうと考えているんだな。」と、採用者側は好感を持ちます。

 

確かに実際に業務についた時には資格の通りや勉強の通りにはいきません。企業によっても働き方は違いますので職場で教わることも沢山ありますし、嫌でも教わることになります。

 

しかし、企業が採用したい人物は決して「会社におんぶにだっこを要求する人」ではなく、「会社に利益を出すために頑張る人」なのです。

 

こうした姿勢を示す方法の一つとして「自発的な」資格の勉強があるのです。

 

自ら積極的に業務を身につける姿勢を示す!!そのために資格を勉強しているというのは役立つのです。

 

仕事に必要な勤勉さを示すことが出来る。

 

フリーターであるあなたはこれまで「やるべきこと」を示されてきた事がほとんどではないでしょうか？

 

「やるべきこと」をきちんとやるのがパート・アルバイトの仕事であり、基本的なフリーターの姿でもあります。

 

でも、正社員になると立場が違ってきます。

 

「何をやるべきか？」を自ら考えて作り出していかなければいけない立場になるからです。

 

確かに正社員であっても上司に言われたことをやることが基本となりますが、そこに付加価値を付けていくかが大切ですし、あなたが上司になった時には「何をすべきか？」をあなたが決めなければいけないのは間違いありません。

 

つまり、「なにをやるべきか？」まできちんと発見できるようになる必要があり、そのためには言われたことをやるだけでなく、自ら進んで新しいことを学ぶ勤勉さが必要となります。

 

自分の知らないことを学ぶ姿勢、その「勤勉さ」を資格の勉強で示すことが出来るのです。

 

「人生一生勉強」とよく言いますが、正社員としての会社人生だってまさにこれです。

 

営業だったら自ら売るものを理解しなければなりませんし、ライバル企業がどんな商品をどんな形で販売しているのかきちんと勉強しなければなりません。

 

事務職にしても行政手続や税金の手続きに関しては毎年少しずつ変化していきます。

 

エンジニアとして働く場合でも、新しい科学技術を利用してより良い製品を作り出す必要があるのです。

 

こうした時に必要な「勤勉さ」を資格の勉強をしていることで示すことが出来るのです。

 

資格の試験にハマるのは絶対に駄目!!

 

フリーターから就職を考えた時、資格は一つの武器になります。

 

ですから、関連資格を持っているのならばそれをアピールすべきですし、持っていないのならば“勉強中”ということをアピールすべきです。

 

…とは言え、資格はやたら勉強すればいいというものではありません。

 

資格はあくまでもアピール材料の一つであり、それが絶対的に就職を有利にしてくれるものではないからです。

 

詳しくは「フリーターが未経験から就職するために有利な資格とは？宅建？簿記？」をご覧下さい。