フリーターが社労士の資格を取ることは人事などへの就職に役立つか?

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フリーターが社労士の資格を取ることは人事などへの就職に役立つか?

フリーターから就職を考えた時、資格の取得を考える人は決して少なくありません。

 

そんなフリーターからの就職を考えた時に話題にされる資格の中でも比較的難易度が高い資格として社労士を上げることが出来ます。

 

社労士は独立開業系の国家資格でありながら、一方年金や労働法なども関わる資格であるため人事などへの就職には相性が良いと言われることも少なくありません。

 

しかし、一方で労働法などの専門家になることから「余計な知識がある」ということであまりいい顔をされないと言われることもある資格です。

 

そこで以下には、フリーターが就職を考えた時、社労士の資格というのは役に立つのか?について書いていきたいと思います。

 

人事などへの就職でも期待し過ぎないほうがいい

 

まず結論を言ってしまうと…

 

フリーターからの就職を考えたのならば例え人事のように社労士の資格と相性がいいと言われる職業でも期待し過ぎないほうがいい

 

ということになります。

 

確かに社労士になるためには労働法や年金などの勉強もあります。

 

なおかつ、社労士として登録するためには実務経験などがない場合には特定講習なども受けることから、社労士業務と関わる分野に関しては人事の仕事であっても多少は知識があるといえます。

 

しかし、そうした「知識」を「実務で活かせるのか?」と言われたら話は別です。

 

「勉強はあくまでも勉強」でしかありません。

 

例えそれが実務の勉強であっても同じです。

 

「実務」というのは結局、実際に体験し、大変な思いをしながら身に着けていくことしか出来ないです。

 

社労士の資格が実務の代わりをすることなど絶対に出来ません。

 

それ故にいくら社労士の資格と相性が良いと言われる人事などの仕事への就職であっても、資格があれば有利というわけではないのです。

 

社労士の資格を隠す必要もない

 

社労士を持っていると経営者側からすると雇いにくい人間であることを示しているようなものだから社労士の資格は隠せ!!

 

こんな意見をネットで目にすることありませんか?

 

もし、あなたがすでに社労士の資格を持っているにもかかわらず、こうした意見を目にしたがためにフリーターからの就職の際に社労士の資格を表に出していいかどうか?不安に思うのならば、あまり気にする必要はありません。

 

隠す必要なんかありませんし、あなたが勉強した証の一つとして、堂々と示すことが大切です。

 

社労士というのは確かに労働法などのプロではありますが、それは労働者側から見ての労働法のプロなのではありません。

 

むしろ、企業を守る経営者側に立つ労働法のプロ、それが社労士だからです。

 

企業の経営者の側に立って法律を利用して経営者を守るからこそ、その経営者から報酬をもらうのが社労士という仕事です。

 

ですから、例えフリーターであるあなたが就職を希望する業務と関係ないとしても社労士の資格があるのならばそれを堂々と公表し、それを企業側へのアピール材料の一つとするのもありなのです。

 

まとめ

 

社労士の資格はフリーターからの就職と言う観点から考えた時、特に毒にも薬にもならないというのが基本です。

 

ですが、あなた自身が勉強した証であり、アピールの仕方によっては企業に強くアピールできる材料の一つとなることもあります。

 

もしもフリーターからの就職のために社労士を取ろうと考えているのならば間違いとなりますが、すでに社労士の資格を持っているのならばそれをどうアピールすれば就職につながるのか?を真剣に考える価値は十分にあります。

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