司法試験を三振してフリーターに…あなたが就職するために必要な事

弁護士になりたかったけど…仕方ないから就職したいけど…

 

弁護士や検事、裁判官になりたいと思い司法試験に挑んだ人の中には努力が実り司法試験に合格できる人もいれば、一方で折角の努力が無駄になってしまう人もいます。

 

特に今の司法試験の制度では三回ほど司法試験に落ちてしまうと“三振”ということで、法曹になる夢はほぼ断たれてしまう状態となることから、そこで初めて“就職”を意識する人も少なくありません。

 

この記事をお読みのあなたも司法試験の三振制度に苦しめられ、仕方なくフリーターとなってしまい、就職を目指す事になったのではないでしょうか？

 

そこで、ここでは司法試験を三振してフリーターとなってしまったあなたが就職するために必要な事についてお話します。

 

何はともあれ…

 

何はともあれ、あなたが意識すべきは「就職活動を“行動”に移すこと」です。

 

それというのも、司法試験に三振したかどうかは別として“フリーター”の状態にある人の中には「就職したい…」と思っているにもかかわらず、それを行動に移さない人は少なくないからです。むしろ多い。

 

司法試験に三振してしまったあなたはすでに20代後半ですよね？

 

“未経験”の状態から就職するために何よりも大切なのは、“若さ”です。

 

20代後半ならばまだ未経験の仕事に就職をすることも十分に可能ですが、これが30歳を迎えてしまうととたんにきつくなります。

 

理詰めで考えるのならば29歳と30歳では「数カ月程度の違い」しか無いのですが、そうはいっても就職しやすさは段違いの状態です。

 

あなたが「30歳になっても大丈夫だろ？」と思っているのならば勝手に思っていればいいのですが、少しでも有利な状態で少しでも好条件の企業に“未経験”から就職しようと思ったのならば20代のうちに就職してしまうことが必要ですし、そのためにも今すぐ就職活動を始めることが大切です。

 

司法試験の勉強しかしてこなかった…

 

司法試験に三振してあえなくフリーターとなてしまった人の中には「司法試験の勉強しかしてこなかった…」ということで、「何もアピールできるものがない」と思っている人が少くありません。

 

「何もアピールするものがないのだからいくら就職活動した所でうまくいかない…」こんな思いから就職活動を始められない人、就職活動を始めたとしてもすぐに諦めてしまう人も珍しくありません。

 

…が、それは間違いです。それというのも…

 

「司法試験の勉強しかしてこなかった」ということも立派なアピール材料となるからです。

 

「司法試験で勉強したことなんて就職でアピール材料にならない」なんてことを言われることもありますが、あんなものは嘘です。

 

それというのも司法試験に三振したとはいえ、「法律についての知識は普通の人以上にある。法律の文章も読むことが出来る」のですし、「一定以上の知的能力がある」事は歴然です。

 

また、何より「一つのことに打ち込んできた」ということは就職において強力な強みとなるからです。

 

確かに司法試験は三振ということで十分な結果にはならなかったのかもしれませんが、それでも一つのことに打ち込みやりきったというのは十分なアピール材料です。

 

なんとなくフラフラしていたのと違い、一つのことを一生懸命やり遂げようとする姿勢はあるからです。

 

今度は司法試験ではなく、就職先での“仕事”に打ち込むことを適切な志望動機と一緒に語ることで就職希望先企業でも好印象で受け取ってもらうことが可能だからです。

 

司法試験と就職の採用試験の違いを意識する!!

 

司法試験に三振してしまいあえなくフリーターとなったあなたが就職を考えた時、ぜひ知っておいて欲しいのが「司法試験と就職の採用試験は明らかに違う」事を意識することです。

 

司法試験の場合、試験当日まで問題は分かりませんし、試験を受けるまで一体何を回答すべきか？というのは分かりません。

 

もしかしたら就職の採用試験もこうした司法試験と同じだと思っていませんか？

 

確かに地域情報紙やネット上の転職サイトで情報を集めて転職活動をするのならば比較的司法試験と似ている状況にあるといえるかもしれません。

 

でも、転職エージェントを活用した就職活動は全く違うことについては意識しておくべきです。

 

それというのも転職エージェントは求人を出しているそれぞれの企業が「どんな人物を望んでいるのか？」を知っているからです。

 

求人を出しているそれぞれの企業が望んでいる人物像を知っているがゆえ、あなたが応募する企業にはあなたの経験の中からどんなことをどんな風にアピールすればいいのか？についてアドバイスをくれるのです。

 

司法試験のように試験当日まで何が問われるのかはわからないのではなく、転職エージェントを通じた就職活動では「どんな人が望まれているのか？」を知っている転職エージェントが事前にあなたにアドバイスをくれるのです。

 

司法試験だって「どんな問題が出るのか？」がわかれば一定以上の勉強をしている人にとって難しくはないですよね？

 

就職における採用試験だって同じです。

 

「どんな人が望まれているのか？」をしっかり理解した上でそれに向けた対策をしていけば就職は決して難しくないのです。

 

そして、その手助けをしてくれるのが転職エージェントです。

 

もちろん、転職エージェントが紹介する企業については転職サイトや地域求人情報誌以上に詳しい情報を持っているのでそれを活用できるのも大きなメリットです。

 

企業に関する詳しい情報を手に入れることでより具体的なアピールを企業にすることが出来ますし、それゆえに相手の企業とあなたがマッチングしていることを伝えることが可能であり、相手の採用担当者に安心してもらうことができるからです。

 

司法試験とは違い、就職の場に於いてはカンニングと言ってもいいくらいのものが認められていて、それこそが転職エージェントを活用した転職なのです。

 

司法試験に三振したことは残念かもしれませんが、今後のためにもより良い就職をお考えでしたら、一度転職エージェントに相談してみることで就職活動の効率が全然違ってきますよ。