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フリーターから事務に就職したいなぁ…
あなたがフリーターから事務に就職することを望んでいるのならば“早く”、一日でも“早く”行動することが必要です。
事務への就職を考える人の中には「資格を取ってから…」「専門学校にでも入り直してからの方が…」などと考える人も少なくありません。
しかし、あなたが本気でフリーターから事務への就職を考えるのならば、どんな形であれ早く就職活動をして正社員としての事務仕事を覚えることが大切です。
以下にはなぜフリーターから事務職に就職するなら“早く”行動することが大切なのかについて書いていきます。
事務の仕事に関する資格は非常に人気があります。
医療事務講座や簿記講座、パソコン関係の資格としてのMOSなど資格の学校や通信教育などで盛んに紹介されています。
それ故に「事務の仕事=資格があれば出来る」と思わる風潮にあります。
もし、あなたが「資格を取ってから事務へ就職したいから今はフリーターを続けている」と言うのならば、今すぐフリーターを辞めてでも就職活動することが大切です。
それというのも事務の仕事は実は「現場」で覚えることの方がはるかに多いからです。
資格で学んだことの中でも現場で活かせることはごく一部に過ぎません。
その資格を活かせる部分だって事務職に就職して毎日同じような作業をやっていれば誰でも覚えられる範囲のことが中心です。
もちろん、日々の勉強は必要になりますが、それだって資格試験に出るような範囲の広いものでなく、その業界、その会社特有の事情を踏んだ上での勉強だったりします。
それ故に実際に事務を仕事としている人は「事務は資格なんかじゃない!!」ということを理解しています。
「資格」ではなく「現場」で覚えるものだからこそ、できるだけ若い段階で仕事に就くことを求める傾向にあるのです。
30過ぎても事務に未経験から就職できる人もいるものの、それは極めてまれな例となります。
本気で事務職への就職を目指すのならばとにかく就職活動をしてフリーターであるあなたを未経験の状態でも採用してくれる企業を探すことが大切です。
※簿記やパソコンに関する勉強が必要なこともありますが、その場合であっても「勉強中」ということで通用することも少なくありません。「フリーターの就活では“資格を勉強中”をアピールすべき理由」のページも参考にして下さい。)
あなたがフリーターから事務への就職を本気で考えるのならば一日でも早く事務職のプロにならなければいけない理由があります。それが…
パソコンソフトの進化・アウトソーシングの活発化です。
事務職の中でもパソコンが発達すると「これまでのような人手は必要ない」ということが少なくありません。
経理なんかはその典型であり、会計ソフトが進化したため人数が減らされている部署です。
それというのも、パソコンの会計ソフトを使えば仕訳を始めとした簿記に関する知識がほとんど無い状態でも経理をすることができるからです。
また、近年は事務関係の仕事に関してはアウトソーシングすることも人気があります。
かつては事務仕事をアウトソーシングしてもそれなりの金額がかかるものでしたが、近年は本当に安い金額でアウトソーシング出来るようになりました。
国内の派遣社員・アルバイトの活用はもちろん、海外の人材を利用することによりより安くサービスを提供する企業も後を絶ちません。
こうした事務に関する仕事が減っていく中であなたが生き残っていくためには一日も早く“事務のプロ”となるしかありません。
どんなにパソコンソフトが進化しようともアウトソーシングが活発化しようとも、事務の中にはどうしても社員としてその会社について詳しく知っている人が関わらなければいけない部分があります。
そうした「社員としてその会社について詳しく知っている人が関わらなければいけない」事務の仕事を一日も早く出来るようになることが必要です。
こうした立場になれれば、例えいくらパソコンが進化しようがアウトソーシングが活発化しようがあなたは事務として生き残れるからです。
逆に早いことその立場に立つことが出来ないと、日を追うごとに事務への就職は厳しくなっていくということが出来ます。
※RPAの普及による定型事務業務の減少とそれに対するフリーターの対抗策
現在、RPA(AIを用いるなどした定型業務自動化)の普及が目覚ましく、派遣社員の仕事においてもRPAの設定業務が全派遣業務の一割を超えるほどです。
それ故に、今後は事務とはいえ正社員に簡単な定型業務をこなすことが求められることはますます減少して行くことは明らかです。
(総務省でも「2025年までに事務的業務の1/3の仕事がRPAに置き換わる」といっています。総務省「RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)」のページより引用)
しかし、一方でRPAの設定をどうすればいいのか?の意思決定や定型業務以外の事務業務については正社員が行わなければいけないことは今後も変わりありません。
※あくまでも派遣社員が行うのは「設定作業」であり、「何をどこまでRPAとし、その設定をどうすればいいのか?」を決め、支持するのは事務正社員の仕事です。
だからこそ、フリーターから事務職への就職を望むのならば一日も早く専門的な事務職としての地位を固めるよう努力する必要があります。
ぜひ注意しておいて欲しいのが「いつかは…」こうしたことを言っている人の中には…
フリーターから事務職になれずにあきらめてしまう人が非常に多い
という事です。
「いつかは…」と思っている人の多くは、「いつかは…」と思っているだけで何も行動を起こしていないことが少なくありません。
これは何もフリーターだけではなく、多くの人に当てはまることです。
また、「いつかは…」と思っている人の中には資格試験にハマってしまったり、実務ができるようになるように徹底的に勉強しようと頑張ってしまう人も少なくありません。
勉強すること自体は問題ないのですが、結局勉強をした所で資格の勉強では実務の不安を解消することは出来ず、ますます泥沼になってしまうということが珍しくないのです。
先程も書きましたが、フリーターから事務を目指すあなたが思っている以上に事務の仕事というのは「現場」で覚えることの方がはるかに多いのです。
実務に携わることなしにいくら資格試験の勉強をした所で、「畳の上で泳ぐ練習をして泳げるようになってから海に入る!!」と言っているようなものです。
しかし、残念ながら畳の上で泳ぐ練習を10年した所で泳げる様になる人がいないのと同様、事務関係の勉強を10年続けた所で事務の仕事ができるなんてことはまずありません。
今現場で事務職として活躍している人もみんな現場で四苦八苦しながら事務業務を行ってきたからこそ仕事ができるのであり、決して座学の勉強を続けたから事務仕事ができるわけではありません。
だからこそ、あなたがフリーターから事務職への就職を本気で考えるのならば、やったことがないことなので多少の怖さはあるかもしれませんが、“早く”就職活動を始めてしまうことが何よりも大切です。
では最後に、早く就職活動を始めることが大切だとして、事務職未経験のフリーターが事務職へ就職するにはどうすればいいのか?についてお話します。
まず、何よりも「何が何でも事務職に就職する!!」と心に決め、強い覚悟を持って就職活動することが何よりも大切です。
馬鹿みたいだと思い、このページを閉じたいのならば閉じて構いませんが、本当に一番これ、つまりは気持ちの部分が一番重要です。
それというのも事務職志望者のフリーターには打たれ弱く、1,2社ダメだとすぐにあきらめムードになってしまう人が多いからです。
「諦めるからダメなんだ。就職できるまで頑張れ!!」なんていうと、どこかのブラック企業の社長の発言のようで嫌かもしれませんが、諦めずに事務職へ挑戦し続けるフリーターの中には最終的に事務職に就職する人は少なくありません。
10社でも20社でも諦めずにチャレンジするフリーターの中には、全く事務経験も資格もなくても事務への就職を決める人は数多くいます。
だからこそ、未経験で事務職への就職を成功させたいと思うのならば、「何が何でも事務職に就職する!!」と心に決め、強い覚悟を持って就職活動することが何よりも大切なのです。
※就職というものは最終的には「縁」や「運」といった要素が関わることも多く、数多くの企業にチャレンジするということは決して間違った方法ではありません。
「事務職への就職活動で100社不採用になりました」なんて面接で言った場合、「だろうね、うちの会社でも君のような人は必要ないよ」という企業がある一方、「そんなにまでして事務をやりたいのか!?こいつ本気だな…よし、採用してみるか」という企業もあったりします。
受験とは違い「何もできなさそうだけど、こいつ面白そう」というだけで採用になることもあるのが就職活動です。
また、少しでも事務職への就職を有利に進めたいと思うのならば、転職エージェントの活用もおすすめします。
それというのも、事務職未経験故に事務職の現場が求めているものを知らず、間違ったアピールをしてせっかく採用のチャンスがあってもそれを自らのがしてしまうフリーターは多いからです。
(アルバイト経験にこそ強力なアピールポイントがあるものの資格アピールなんかをして撃沈するフリーターは数え切れません^^;)
だからこそ、就職活動に詳しい転職エージェントでアピール内容が間違っていないかどうかを確認してもらうことはフリーターから事務職への就職に非常に役立ちます。
また、転職エージェントを活用しないことには「非公開求人」を手にすることすらできないのでチャンスが狭まることも問題です。
特に「フリーターからの就職」も専門に扱っている転職エージェントならば、「積極的にフリーターを採用したい」と考える企業の求人も多くあるのに、それらを利用しないのは圧倒的な機会損失に他なりません。
本気で未経験から事務職への就職を望むのならば、一度転職エージェントの無料相談を活用することを強くおすすめします。
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