「将来性のある仕事に就きたい」と思うフリーターが就活失敗する理由

就職するなら将来性のある仕事に就きたい!!

 

フリーターから正社員として就職することを希望するにしても出来ることならば「将来性のある仕事に就きたい!!」と思いますよね。

 

この事自体は誰でも思うことですし、あなたがこうしたことを望むこと自体は全く問題ありません。

 

しかし、「将来性のある仕事に就きたい!!」ということを前面に出して、フリーター脱出のための就職活動をすることは要注意です。

 

就活失敗の原因となる可能性が高いからです。

 

でも、これに対して「それはなぜ？」そんな風に思うかもしれませんね？

 

そこで、「将来性のある仕事に就きたい」と思うフリーターが就活失敗する理由として以下にその理由を書きます。

 

「将来性のある仕事に就きたい」は会社任せ

 

「将来性のある仕事に就きたい」

 

これを心の奥で思っている分には一向に問題ありません。

 

でも、これが前面に出たとしたらどうでしょう？

 

例えば会社の面接などで「将来性のある仕事に就きたいと思い御社への入社を希望しました。」とフリーターから就職を考えるあなたが主張したとしたら採用担当者はどう感じるかわかりますか？

 

「会社に寄りかかるつもり？」

 

この様な反応になる採用担当者が少なくありません。

 

これは何もあなたがフリーターだからというものではなく、例え正社員からの転職などでも全く同じです。

 

「将来性のある仕事」といえば聞こえは良いかもしれませんが、それが会社任せのような印象を与えてしまうのです。

 

フリーターから就職を目指す時の大切な心構え

 

フリーターから就職活動をする時に是非気をつけたい大切な心構えがあります。それが…

 

「会社が何をしてくれるのか？ではなく会社に何が出来るのか？」

 

これがポイントになります。

 

もしかしたらあなたは新卒の時の就職活動で「将来性のある御社に入社したい!!」と主張して採用された経験があるのかもしれません。

 

確かにフリーターや転職者と比べて新卒の場合はそうしたことを主張したとしても採用される可能性はあります。

 

それというのも新卒の学生は「社会を知らない」ということを前提に採用するからです。

 

でも、一度学校を卒業して社会に踏み出したフリーターや転職者は社会の現実を見ているということでいい加減な発言というのは許されないのです。

 

会社に入り給与をもらうからには「会社からもらう」ことばかりでなく、あなたが「会社に与える」存在であることを示すことが必要となるのです。

 

「将来性のある仕事に就きたい!!」といった場合、この心構えが疑われてしまう可能性があるので就活失敗の原因となる可能性が強いのです。

 

「会社・仕事」ではなく「あなた」にこそ焦点を当てるべき!!

 

「将来性のある会社に入りたい」「将来性のある仕事に就きたい」と思う人は多くいます。

 

でも、それを主張することは就職活動では危険ですし、主張しなくてもそうした考えが強いとどうしても就職活動でボロが出て就活の失敗となる可能性があります。

 

ですから、ぜひ意識しておいて欲しいのが「将来性」と求めるのならば「会社・仕事」でなく「あなた」にこそ求めることが大切です。

 

今はフリーターかもしれませんが、就職して正社員になることでどんな「あなた」になれるのか？を意識することが大切です。

 

業界・会社・仕事の流行り廃りはあるものの、あなた自身が力を付けてしまえば、例え業界・会社・仕事がどうなろうともあなたは転職するなどして困ることがないからです。

 

「将来性」を考える時にはぜひ「あなた」に焦点を当ててみてください。

 

考え方も前向きなものとなり会社に寄りかかろうとするものではないので、就職活動も失敗するのではなく、きっといい結果になりますよ。