就職Shop対リクルートエージェント｜フリーターにとって利用価値が高いのはどっちか？

就職を目指すフリーターの中にはリクルート系列の会社によるサービスを利用している人は少なくありません。

 

リクナビNEXTやリクルートエージェント、そして就職Shop。紹介予定派遣を利用して派遣から就職を目指してリクルートスタッフィングを利用している人もいます。

 

そんな中でも「就職」ということに絞り込んだ時、特にフリーターにとって大きな味方となるのが就職Shopとリクルートエージェントの存在です。

 

いずれも正社員求人をメインに扱う転職エージェントであり、転職エージェント故に間違いのない就職先選びや効率的に就職活動を進めるのに非常に役立つ存在です。

 

…が、しかし一方で「フリーターの就職にとって就職Shopもリクルートエージェントも役立つのはわかるけど、どっちの方が役に立つの？」と疑問に持つ人がいるのも事実です。

 

そこでここでは「就職Shop対リクルートエージェント｜フリーターにとって利用価値が高いのはどっちか？」というテーマでお話したいと思います。

 

基本的には、どちらも役に立つ

 

就職Shopとリクルートエージェント、フリーターの就職にとってどちらの方が役に立つのか？という疑問に対しては…

 

基本的には、どちらも役立つ

 

というのが一つの回答となります。

 

それというのもどちらも株式会社リクルートが運営する就職・転職支援サービスであり、同じ会社が行っているサービスです。

 

それ故にサービスの本質的な部分では大きな違いはなく、基本的には就職Shopとリクルートエージェントどちらを利用しても問題ありません。

 

 

しかし、就職Shopを利用できるのならば就職Shopを利用すべき理由!!

 

基本的に就職Shopもリクルートエージェントも株式会社リクルートが運営する就職・転職支援サービスであり、そのサービスの本質的な点では大きな違いはありません。

 

担当者に関しても特別リクルートエージェントの方が優れていて就職Shopの方が劣っているということはありませんし、逆に就職Shopの方が優れていてリクルートエージェントの方が劣っているということもありません。

 

だからこそ、フリーターからの就職にとってどちらを選んでも役に立つわけです。

 

しかし、そうであってもフリーターの場合、就職Shopを利用できるのならば就職Shopを利用することがおすすめです。

 

何故か？

 

それは就職Shopは20代のフリーターやニートからの就職を専門としているため、就職相談をする担当者もその対応に慣れているためです。

 

リクルートエージェントの利用者の中にも学校を卒業後一度も就職をした経験がないフリーターやニートからの就職を目指す人は少なくありません。

 

しかし、一方でリクルートエージェントを利用する人の中でも圧倒的に多いのは曲がりなりにも一度は就職した経験のある人たちです。

 

多少なりとも社会人経験のある人が転職でリクルートエージェントを利用することがほとんどです。

 

それ故にリクルートエージェントは場合によって20代フリーター・ニートの就職となると若干不慣れなケースもあり、特に経験の浅い担当者の場合、それは顕著となる可能性があります。

 

一方、就職Shopは20代のフリーターやニートの就職を専門としている就職支援施設であり、利用者の4人に3人は正社員未経験です。

 

それ故に就職Shopに在籍する相談員はリクルートエージェントに在籍する相談員と比べて20代フリーター・ニートの就職支援に対する経験や知識が豊富です。

 

だからこそ、就職Shopは20代フリーターのあなたがより適切な就職支援サービスを受けられる可能性が高いのです。

 

これまでは20代フリーター・ニートを専門とする就職Shopがなかったためフリーターがリクルート系列の転職エージェントを利用しようとするとリクルートエージェントを利用するしかありませんでした。

 

しかし、就職Shopができたことにより、同じリクルート系列の転職エージェントを利用する20代フリーターの中にも就職Shopを利用する人は増えてきましたし、今後ますます増えていく事は明白です。

 

そうしたことを考えた場合、今後リクルートエージェントと就職Shopとではますます20代フリーターの就職に対する経験に違いが出てくることもあり、違いが明白となってくるはずです。

 

こうしたことから、20代フリーターのあなたが利用するのならば就職Shopの方がおすすめです。

 

ただし、こんな場合はリクルートエージェントの方が使える!!

 

20代フリーターのあなたが就職を考えてリクルートエージェントか就職Shopのいずれかを利用すべきかで迷ったのならば、基本的には就職Shopを利用すべきです。

 

…とは言え、例外があります。

 

では、どんな時が例外となるのでしょうか？

 

1つは就職Shopが対応していない地方での就職を考える場合です。

 

同じ株式会社リクルートの就職支援サービスとは言え、その対応地域が異なります。

 

リクルートエージェントが日本全国に16箇所、北は北海道札幌から南は九州・福岡まで拠点が存在します。

 

それ故にリクルートエージェントの場合、地方であっても利用しやすいといえます。

 

しかし、就職Shopは拠点数がリクルートエージェントほど多くありません。

 

東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都に対応しているのみであり、全部で9箇所です。

 

リクルートエージェントのように北海道や福岡、宮城や栃木、静岡や名古屋、広島、岡山と言った地域には対応できていません。

 

それ故にそうした就職Shopがない地域で就職を考える場合にはリクルートエージェントは心強い就職支援サービスとなります。

 

そうした就職Shopがない地域ならばフリーターからの就職を目指す人もリクルートエージェントを利用して就職活動している事がほとんどです。

 

だからこそ、相談員もフリーターの対応に多少なりとも慣れている傾向が強く安心できます。

 

また、フリーターも採用対象に入る求人に関しても就職Shopがないのですから、いやが上にもリクルートエージェントに集まります。

 

それ故に就職Shopに負けないだけの求人をリクルートエージェントが持っていることになります。

 

就職Shopが対応していない地域においてはリクルートエージェントの利用価値は高いです。

 

また、もう一つリクルートエージェントの方が利用価値が高くなるのは30代以上のフリーターが就職を考える場合です。

 

それというのも、就職Shopはあくまでも20代のフリーター・ニートを対象とした就職支援サービスであり、30代は想定されていません。

 

それ故に、就職Shopに30代フリーター向けの求人はほとんどありませんし、相談員にしてもどのように就職支援していいのかについて不慣れなものとなります。

 

そうした場合、やはり従来のリクルートエージェントの方が様々な就職・転職希望者に対応していることもあり、適切な対応を期待できる可能性は高くなります。

 

 

リクルートエージェントと就職Shop、いずれもフリーターからの就職を考える場合、強い味方となってくれるものなので上手に使い分けることが大切です。