フリーターの就職支援・ハタラクティブなら大手企業に就職できるのか？

フリーターの就職支援で有名なハタラクティブ。

 

ハタラクティブを利用するフリーターの中には、「就職できればどこでもいい」と言う人が居る一方で…

 

やっぱり就職するなら大手企業に就職したい!!

 

と思うフリーターの方もいるのではないでしょうか？

 

そこで今回はハタラクティブの就業実績のデータについて調べてみました。

 

上場企業への就職者は多い

 

“大手企業”と言ってもその定義は人によっていろいろあるでしょうから、ここでは“上場企業”を一つの基準としたいと思います。

 

それというのも、上場企業というのは証券取引所の定めた上場基準をクリアした企業のことであり、企業として世間からの信用が一定以上ある企業ということができるからです。

 

そこで、ハタラクティブから就職したフリーターなどの就業実績を確認すると…

 

就業実績の51％が上場企業!!

 

残りの31％が資本金1億円以上の中堅企業、18％が資本金1億円未満の中小企業という結果でした。

 

つまり、ハタラクティブを利用して就職する人の半数程度が上場企業への就職を決めているという結果です。

 

フリーターから大手企業へ就職したいと考えるのならば、一度ハタラクティブへ相談してみる事は十分に意味のあることだといえます。

 

上場企業への就職も納得の業種

 

ハタラクティブならば大手企業と考える人も多い“上場企業”への就職者も多いということは就業実績データから分かりました。

 

でも、本当に上場企業へ就職なんてできるの…？

 

ということで、ちょっと気になってその他にもいろいろ確認してみました。

 

そしたら納得!!

 

業種を確認するとIT・通信関係の業界が33％、建築・不動産関係の業界が30％でツートップ。

 

その他飲食・保険・アパレル・日用品・美容に関する業界への就職実績があるものの、群を抜いた就業実績を持っていたのがこの2つの業界です。

 

IT・通信関係の業界や建築・不動産関係の業界と言うのは一定以上の設備や資本金などが無いと始まりません。つまり、資本力の無い企業では続かない業界というわけです。

 

IT関係・不動産関係の業界ではベンチャー企業的な企業ならば小資本から始めるということも可能ですが、通信業界や建築業界と言うのはそれなりの設備や資本金が不可欠となるからです。

 

総務省発行の通信白書を確認するとわかりますが、通信事業の資本金別企業数を見ると資本金1000万円以下と言う企業は少なく、資本金5000万円未満と言う企業と合わせても4割にも満たない状況であり、1億円未満の企業を合わせてようやく過半数を超えるような業界構成です。

 

そして、残りの5割弱は億単位の資本金の企業ということで大資本の企業がたくさん存在するのが通信業界です。

 

また、建築業界と言うのは資本金などが一定額以上無いと始まらない業界の典型です。

 

それというのも、建築業界である一定以上の仕事を請け負うことを考えたら必然的に“建設業許可”が必要なります。

 

そして、その許可を取るためにも一般建設業許可で最低500万円以上の自己資本、特定建設業許可では自己資本の額が最低4000万円あることが条件となっているのです。

 

つまり、建築業界と言うのは極めて多くの資本金を用意している企業が多いことに特徴があります。

 

こうした通信関係業界や建築業界というような業界へフリーターからの就業実績も多いのがハタラクティブの特徴です。

 

そして、それゆえにフリーターから大手企業とも言える上場企業への就職もできる可能性があるのです。

 

大手企業を目指す時には…

 

フリーターから大手企業を目指すならばハタラクティブを利用してみるのも一つの手です。

 

…とは言え、フリーターから大手企業へ就職する事には正直おすすめできない部分がないでもありません。

 

もしも「大手企業最高!!」と考えているのだとしたら「フリーターから有名企業・大企業に就職したい」は危険!!その理想と現実の記事も読んでおくことをおすすめします。

 

大手企業がいいのか？中小企業がいいのか？は人によっても違ってくるので一概には言えませんが、フリーターからの就職を考えたら就職後どのような働き方になるのかまできちんとアドバイスをくれるハタラクティブにまずは相談してみる事をおすすめします。