就職を目指すフリーターが10月から年末にかけてどう動くべきか？

就職を目指すフリーターが10月から11月、12月、そして年末にかけてどう動くべきか？についてお話したいと思います。

 

10月ならば今のチャンスを活かすべき!!

 

まず、10月ならば、今就職活動を頑張るべきです。

 

10月に入ってしまうと、10月入社のための求人は9月で終わってしまったのだから、今就職活動しても無駄!!と考える人は少くありません。

 

しかし、10月というのは就職活動をしても無駄どころかチャンスです!!

 

確かに10月入社のための求人のピークは9月なので求人数は減ってしまっています。

 

しかし、そうはいっても10月の段階ではまだまだ多くの企業で求人を出し、採用活動をしている状態にあるのです。

 

4月入社の時にもそうですが、4月に入ったら求人がいきなり激減するわけではありません。4月いっぱいまでは他の月と比べてもまだまだ多くの求人がでているのです。

 

そして、それと同じように10月入社の際にも10月の段階ならばまだまだ沢山の企業の求人があるのです。

 

何故か？

 

それは「復数の企業から内定を手にした人間のうち辞退する人間がいるから」です。

 

もちろん、求人を出したものの上手く集まらなかっただけの企業というものも求人を出しています。

 

しかし、一方で「復数の企業から内定を手にした人間のうち辞退する人間がいるから」こそ10月に求人を出している企業も少なくないのです。（大企業の場合大体このパターン）

 

それというのも4月入社や10月入社は計画的採用なので、それに向けてしっかりと準備をしてきた人が復数の企業の内定を獲得しているということが当たり前だからです。

 

大抵どんな人でも就職活動で狙う企業というものは似たような業界の似たような職種となります。

 

それ故に「1つの企業で“この人はいい”と考えられる人材は他の企業であっても“この人はいい”と考えられる」傾向にあり、それ故に特定の人材が復数の企業の内定を獲得していることは珍しく無いのです。

 

ですが、どんなに内定を手にした人物であっても入社する企業は1つでしかありません。

 

それ故に復数の企業の内定を手にした人物が1社だけに入社し、復数の企業を内定辞退することで、本来十分な人材を確保したと考える企業であっても、4月入社、10月入社を迎えた時には内定辞退者が複数いるため、新たに人材を採用すると言うこともあるのです。

 

10月というのはあなたが考える以上にまだまだ求人が多く存在します。

 

一方で10月入社としての求人のピークは過ぎたことから他の月と比べてまだまだ多くの求人が存在するにも関わらず、勝手に諦めてしまっている人は少くありません。

 

それ故に求人が少なく、ライバルが少ない状態である傾向が非常に強いのが10月の特徴と言えます。

 

11月・12月、そして年末は3つの道がある。

 

10月を過ぎ、11月、12月、そして年末は就職を考えるフリーターにとって3つの道があります。

 

1つは11月、12月の段階で就職できる企業を探してしまうこと。

 

11月、12月は求人数が減ることから就職活動を控えるフリーターや転職活動を中止してしまうサラリーマンが多くいます。

 

確かに求人数が少ないのですが、一方でそれ以上に就職活動するフリーターや転職活動をするサラリーマンが減るのが現実です。

 

それ故に意外と好条件な職場への就職を決めやすい時期とも言えます。

 

選択肢自体は少なくなるのですが、しっかりと好条件な就職先さえ見つければ、ライバルも少なくフリーターからであっても就職しやすい傾向にあるのでこの時期に頑張るというのはおすすめです。

 

また、もう1つの道は1月入社を目指すためのもの。

 

4月入社、10月入社と比べると若干求人数は少なめですが、1月入社も1年のうちでは3本目の指に入るピークです。

 

それ故に11月、12月に就職活動を行うフリーターならば1月入社を目指すのも一つの手です。

 

新卒の学生を4月に大量に取るような企業の中には、4月は新卒の学生だけで手一杯なのでそれ以外の採用は1月に力を入れているという所もあるので、特に大企業を目指す場合には1月入社を甘く見ない方が良いと言えます。

 

1月入社のための採用活動はすでに始まっているので、1月入社を目指すのならば今すぐにでも積極的に行動することが大切です。

 

そして、3つの道のうち最後の1つとなるのが4月入社を目指すためのものです。

 

4月入社というとまだまだ時間があることから、フリーターからの就職を目指す際にも余裕があると思いがち…

 

しかし、4月入社を目指すのならば今から全力で就職活動することが大切です。

 

それというのも4月入社というのはどの月よりも求人数が多くなる分、4月入社を目指して活動するフリーターやその他転職者も非常に数が多くなるからです。

 

求人数が多い分、就職希望者・転職希望者も激増するのが4月入社の特徴です。

 

それ故にフリーターとして4月入社を目指すのならば、いい加減な準備をしていたのではまず上手くいきません。

 

フリーターの中にはどうしても入社したい企業の4月入社にかけて1年がかりで準備しているような人もいます。

 

また、フリーターからの就職ができるのは4月入社だけと勘違いして、今の段階から4月入社のための準備をしているいるフリーターすらいます。

 

もちろん、フリーター以外の転職者であっても同じです。

 

ですからフリーターのあなたが4月入社を目指すのならば、他の月に就職活動をするよりも遥かにしっかりとした準備をすることが必要となるのです。

 

ぜひ、こうした状況を踏まえた上でフリーターからの就職活動がんばってくださいね。