7月、8月に就職活動しないフリーターは損をする!?その理由とは…

7月、8月は暑いし、今就活しなくても大丈夫…だよね^^;…!?

 

7月、8月はまさに“夏”であり、気温が高いことや企業の中には夏休みを取るような所もあることから、「フリーターから就職すると言ってもわざわざ7月、8月に就職活動する必要なんかないよね？」と思っていませんか？

 

ぶっちゃけ、そうした考え方で就職活動を先延ばししてしまうと“損”してしまいますよ。

 

では、何故フリーターが就職を目指すのならばクソ暑い7月、8月にわざわざ頑張って就職活動すべきなのでしょうか？

 

ここではその理由についてお話したいと思います。

 

「10月入社」の波に乗るなら7月、8月に頑張るべき!!

 

フリーターからの就職を目指すのならば何故7月、8月に頑張らなければいけないのか？と言うと、10月入社の波に乗るためです。

 

フリーターからの就職を含めた中途採用の求人動向として「10月入社」というものは外すことの出来ない大きな波、ビッグウェーブです。

 

中途採用の場合、会社を辞める人が出た場合や業務拡大に伴う人員補充が中心となるものであり、求人の多くが「欠員補充」を目的とするものです。

 

それ故に、一年中一定数の求人がどこかしらにあるものですが、「臨時の欠員補充」「緊急の欠員補充」以外に「計画的人材採用」を多くの会社が行うのが4月、10月です。

 

もちろん、会社の決算時期の違いなどによりそれ以外の時期に「計画的人材採用」を行う企業も当然ありますが、多くの場合、4月、10月に行われます。

 

それ故に求人数が増える時期であり、就職を考えるフリーターにとって4月入社、10月入社というのは大きなチャンスなのです。

 

特に大企業や急成長している企業を狙う場合には4月入社、10月入社は外せません。

 

8月後半からでは遅すぎる!!

 

「10月入社」に向けて就職活動をしようと考えるフリーターは多くいますが、そうはいってもその就職活動を始める時期が「8月後半から」と考える人も少くありません。

 

…が、正直8月後半からでは遅すぎる!!というのが現実です。

 

何故でしょうか？

 

そうした理由の中でも特に意識しておくべきことは「10月入社の求人は5月の後半から徐々に出始めている」ことと「8月後半以降は就職活動するフリーターが増え、競争が激化する」事です。

 

まず、10月入社の求人というのは5月の後半ころから徐々に出始めているのが現実です。

 

そして、「計画的人材採用」の場合、基本的に「採用基準に達したものからの早い者勝ち」というのが基本です。

 

これらを総合して考えるとどういうことか？と言うと…計画的人材採用の場合、ある程度採用基準に達している人からどんどん採用していくのが基本なので、「8月後半から…」などという形で就職活動に出遅れたのならばそれだけチャンスがなくなってしまう事を意味します。

 

「10月入社では10人採用しよう」と計画を立てていた企業の場合、もし7月の段階で「この人なら採用していいかな？」と思える人材が10人集まってしまったのならば、それ以上一生懸命採用する必要がなく、採用活動自体終了になる可能性があるのです。

 

（もちろん、内定辞退をする人もいるでしょうから実際にはもう少し余裕を持って採用を出していたりはしますが…）

 

採用活動自体が終了になってしまえばあなたが例えどんなに採用するに値する人物だとしても、それ以降は就職することが不可能になります。

 

もちろん、まだ採用活動を続けているという企業に向けて就職活動を続けていけばいいのですが、人気のある企業ほど早め早めに採用枠が埋まってしまうことが珍しくありません。

 

だからこそ、7月、8月の段階であっても今のうちから就職活動をすべきなのです。

 

4月入社の際にも「3月に一生懸命就職活動をしたけどどうにもならなかった…」なんていうフリーターは沢山いますが、10月入社の際にあなたがそんな風にならないためにも例え7月、8月だろうと今すぐに就職活動を開始することが必要なのです。

 

また、覚えておいて欲しいのが「8月後半以降は就職活動をするフリーターが増え、競争が激化する」という事です。

 

まず「10月入社」に向けて就職活動をするフリーターが増えることは先程もお話しました。

 

…が、実はそれ以外にも8月後半以降には就職活動をするフリーターが増え、競争が激化する原因があるのです。

 

では、何故8月後半以降は就職活動をするフリーターが増える傾向にあるのでしょうか？

 

それは「8月」というのは親戚などが集まる機会も多く、そこで親や親戚から「まだ就職しないの？」「フリーターなんか続けてて大丈夫なのか？」などいろいろ言われ、それに対して考えるフリーターが増えるからです。

 

それまでは「今はまだ正社員にならなくても大丈夫♪フリーターとしてやりたいことやっておくべきだから!!」なんて言っていたフリーターが親や親戚からいろいろ言われることでまるで手の平を返したように就職について真剣に考える人が急増するからです。

 

こうしたことから影響を受けるのは特に大企業などの「フリーターを含めいろいろな人材が欲しい」と考えている企業への就職活動です。

 

それというのも人材の多様性を求める大企業などの場合、高卒やフリーター、あるいは全くの他業種からの転職者などを一定数採用することも珍しくありませんが、そうした企業での「フリーター枠」とも言えるようなものの競争が激化することになるからです。

 

人材の多様性を求めるがためにフリーターなども採用してくれる企業の求人へのフリーターの応募が増えることで、競争率が高くなってしまうからです。

 

だからこそ、例えクソ暑い7月、8月であったとしても特に「10月入社」を習うのならば今のうちに就職活動を頑張っておくことが大切なのです。

 

7月、8月は実はフリーターから就職しやすいとも言える時期

 

ここまでは主に「10月入社」との関係で7月、8月にフリーターが就職活動を行うべき理由についてお話してきました。

 

しかし、ここから先は「7月」「8月」に就職を目指すフリーターに向けてのお話となります。

 

フリーターであるあなたにぜひ意識しておいてほしいことは「7月、8月は実はフリーターから就職しやすいとも言える時期」だということです。

 

7月、8月というのは一般的に求人数が減る時期だと言われています。

 

特に8月となると企業によっては夏休みを取る所もあり、そうした企業だと採用活動自体が停滞気味になることも珍しくありません。

 

…こんなことから「7月、8月に就職活動したって意味ない!!」という人がいますが、それは違います。

 

現実は全くの逆です。

 

何故か？と言うと「7月、8月は求人数が減る以上に本当に就職したいと思い就職活動を頑張るフリーターが大幅に減るから」です。

 

「7月、8月は求人数が少ないから…」なんて言い訳をして就職活動をしないフリーターは本当に多いのです。

 

また、フリーターからの就職となると転職を目指すサラリーマンもライバルとなりますが、そんなサラリーマンも「とりあえず夏季休暇を取ってから真剣に転職活動しよう♪」なんて人が多いからです。

 

だからこそ本気で就職を目指すフリーターであるあなたにとって7月、8月はチャンスなんです!!

 

求人数が減る以上にやる気のあるフリーターや転職希望者が減っているのが7月、8月という時期だからです。

 

8月後半以降になると確かに求人数は増えますが、正直それ以上に就職活動をするフリーターや転職活動を始めるサラリーマンは非常に増えます。

 

少ないパイをより少ない人数で奪い合う方が良いのか？大きなパイをより大人数で奪い合う方がいいのか？

 

この様に考えた場合、少ないパイをより少ない人数で奪い合う方が確率が高いと思いませんか？

 

だからこそフリーターからの就職を目指すのならば7月、8月に就職活動を頑張ることが大切なのです。