フリーターが質の高い求人を獲得・就職する方法とは？

質の高い求人を獲得して優良企業に就職したい＼(^o^)／

 

フリーターからの就職に関する情報サイトを確認すると「〇〇という就職支援サービスは”質の高い求人が揃っている”のでおすすめ」「”質の高い求人を探すなら”この転職サイトがおすすめ」といった形で「質の高い求人」という言葉をよく目にしませんか？

 

時には、転職サイト・転職エージェントなんかも広告宣伝でみずから「質の高い求人をお探しなら!!」と「質の高い求人」を売り込み文句としているケースも多く見られます。

 

しかし、「質の高い求人」という言葉には注意が必要です。

 

「質の高い求人」を求めるがあまり、間違った転職サイトや転職エージェント、就職支援サービスを利用するフリーターは少なくありません。

 

それどころか「質の高い求人」を求めるがあまり、本来就職してはいけない「あなたにとってのブラック企業」に就職してしまい、就職後に後悔、早期離職で履歴書を汚しただけという結果になってしまうフリーターも沢山います。

 

しかし、そうはいっても「質の高い求人」獲得したいですよね？優良企業に就職したいですよね？

 

そこでここでは、「フリーターが質の高い求人を獲得し、優良企業に就職する方法」についてお話します。

 

誰にでも通用する「質の高い求人」なんてどこにもない!!

 

フリーターであるあなたが「質の高い求人」を求める場合、

 

誰にでも通用する「質の高い求人」なんてものはどこにもない！！

 

ということをしっかりと意識しておくことが大切です。

 

フリーターからの就職情報を扱っているサイトなどで「〇〇という転職エージェントは質の高い求人を扱っています」という言葉を目にしたことがありますよね？

 

しかし、ぶっちゃけこの場合の「質の高い求人」というのは、そのサイトを作成している人にとっての「質の高い求人」に過ぎません。

 

フリーターの就職情報サイトがおすすめする「質の高い求人」があなたにとっての「質の高い求人」である保証は一切ありません。

 

これだけだと、ちょっと何言ってるかわかんない…と思うかもしれませんので、少し詳しくお話します。

 

まず、就職情報サイトの作成者が「質の高い求人」という言葉を使った時、「株式上場の一流大企業の求人」のことを言っているとします。

 

この場合、フリーターであるあなたが就職先選びで「株式上場の一流大企業」を選びたいのならば問題ありません。

 

しかし、あなたが「人間関係が良好な企業」「仕事内容と比べて給料が良い企業」「フリーターからのスタートが不利にならない企業」「残業がない（少ない）企業」への就職を考えるのならば、注意しなければいけません。

 

それというのも、有名大企業の中には給料が悪い所も多くありますし、フリーターからの就職だと「使い捨て人員」として扱われるケースもあるからです。

 

大企業の平均給与が高いのは「課長以上」の給与が中小規模の企業の「課長以上」の給与と比べて格段に高いことからであって、「課長」にすらなれないのならば大企業も中小企業も対して代わりありません。

 

また、出世しなければ大企業に所属する旨味がないことから、大企業では上司が部下に結果を求める傾向が強く、残業が多かったり、出世での足の引っ張りあいで人間関係最悪なんて職場も珍しくありません。

 

大企業批判のようになってしまいましたが、これは何も大企業に限らず、どんな企業の求人であっても求人を探す時には注意が必要です。

 

ある転職サイトで「うちは”質の高い求人”を扱っています」と宣伝しているとします。

 

その「質の高い求人」が「給料の高い求人」を意味するのだとしたらどうでしょうか？

 

確かに「給料の高い求人」を求めるフリーターにとっては「質の高い求人」が揃っている優良転職サイトです。

 

「給料が高いならば、どんなことだって頑張れる!!」「仕事なんて何やったって大変なんだから給料で決めるのがベストだろ？」と考えるのならば、「給料の高い求人」は「質の高い求人」です。

 

でも、あなたが就職先選びの第一条件として「給料以外」つまり、残業や人間関係、その他有給休暇の取得しやすさなどを求めているのだとしたら、そんなの「質の高い求人」でもなんでもありません。

 

また逆に「プライベートを充実させたい」という人にとっては年間の休日数や残業時間、有給取得率は非常に大切な指標であり、こうした条件が整ったものが「質の高い求人」となります。

 

でも、「稼げるようになりたい!!」という人にとって「休みが多い分、給料も安い」のでは到底「質の高い求人」ということはできません。

 

「将来は起業したいからそのための技術・能力を仕事を通して身につけたい」という人にとっても休みが多い・残業が少ないというのは決して「質の高い求人」とは言えなくなります。

 

ここまでお話すれば、だいたい何を言いたいのかわかっていただけたかと思います。

 

そうです。「他の人が絶賛する”質の良い求人”」は必ずしも「あなたにとっての”質の良い求人”」ではないのです。

 

フリーターであるあなたが「質の良い求人」を求めて就職活動をする場合、こうしたことはしっかりと意識、注意しておくことが大切です。

 

フリーターが質の高い求人を獲得するには？

 

では、フリーター、つまりあなたが「質の高い求人」を獲得するにはどうすればいいのでしょうか？

 

大切なのは「就職先選びで何を優先するのか？」を明確にすること、そして「”だまされることなく”その条件にあった就職先の求人をしっかりと獲得すること」です。

 

この２点について、少し詳しくお話します。

 

就職先選びで何を優先するのか？

 

あなたが「質の高い求人」を獲得するために、まず一番初めに大切になるのは「何を優先するのか？」をしっかりと意識することです。

 

「有名大企業の知名度」でしょうか？「残業の少なさ」でしょうか？「給料の多さ」でしょうか？「身に付けられるスキル・能力」でしょうか？「結婚後も働きやすい会社」でしょうか？「良好な人間関係」でしょうか？「休暇の多さ・有給の取得しやすさ」でしょうか？

 

就職先に何を求めるのか？をはっきりとさせる。そして、それらに順位付けをすることが大切です。

 

それというのも、「これだけは外せない！！」という条件を一つでも多く満たす企業へ就職したのならば、就職後後悔する可能性は減少するからです。

 

プライベートを充実させたいのならば、「残業が少ない」「休暇が多い・有給取得しやすい」企業へ就職すれば、多少給与が安かったりしてもそこそこ納得して働けるはずです。

 

就職先を自慢したくて「有名企業の知名度」を求めるのならば、残業が多く給料が安くても有名企業へ就職すれば「俺は大企業〇〇の社員だぜ！！」と自慢できます。

 

絶対に転職は考えたくないのならば「良好な人間関係」「結婚後も働きやすい会社」を選べば、小さな会社であってもそこそこ満足できるのではないでしょうか？

 

完璧な会社なんてものは世の中のどこにもありませんが、一定の条件を満たす優良会社ならばフリーターであっても十分に就職可能ですし、むしろ適当の就職先を決めた新卒なんかよりもよっぽどいい就職が可能です。

 

フリーターからの就職で「質の高い求人」をお探しならば、ぜひ「あなたにとっての質の高い求人」を意識して就職活動することが何よりも大切です。

 

”だまされることなく”その条件にあった就職先の求人をしっかりと獲得すること

 

フリーターであるあなたが「質の高い求人」を求める場合、「だまされない」ということが重要になります。

 

それというのも「求人」は企業側にとって企業の宣伝活動の側面があるのはもちろん、求人にはおおっぴろげに書けない企業側の事情もあったりするからです。

 

こうした視点を持たず求人情報を正面からバカ正直に受け止めると、後で「求人に書いてあったことと実際の職場が全然違う！！」なんてことになりかねません。

 

せっかく「質の高い求人」を見つけたとしても、それが「詐欺求人」とも言えるひどい内容、実態とかけ離れているものでは意味がありませんよね？

 

では、フリーターからの就職を考えるあなたがだまされることなく「質の高い求人」をしっかりと獲得するにはどうしたらいいのでしょうか？

 

その方法は１つしかありません。

 

それは、「就職先に関する情報をしっかり入手する。求人情報には書かれていない、あるいは書けないような内容までしっかりと就職先に関する情報を収集する」ことです。

 

これ、理屈はわかるけれども「そんな求人にも書かれていない就職先の情報どうやって手に入れるの？」というフリーターの人は少なくありません。

 

確かにこれから就職を考えるフリーターの人の多くはすでに就職している人たちと違い、人脈を作る機会も少なく、その幅も広くないことから「就職先について詳しく調べるなんて難しい…」という人は珍しくありません。

 

しかし、そうであったとしても「就職先について詳しく調べる。求人情報に乗っていないようなことまで情報収集する」ことは決して難しいことではありません。

 

それというのも、フリーター向けの就職支援サービスを展開している転職エージェントを利用しての就職活動ならば、こうした情報も詳しく手に入れることができるからです。

 

転職エージェントはそれぞれやり方は違いますが、紹介する求人については現場に足を運ぶ、現場を見る、現場の社員から直接話を聞くということを普通にやっていることがほとんどです。

 

そして、それ故に紹介する企業について求人情報以上に詳しい情報を持っていることがほとんどです。

 

また、様々な業界とのつながりがあることから、そうした情報を利用することもあります。（Aという会社について調べる場合、Aの取引先BからAに関する情報を聞き出すとか、Aの所属する業界に詳しい人からAに関する情報を収集するなどさまざまな形で情報収集します。）

 

さらに、フリーター向けの就職支援っサービスを展開する転職エージェントは、就職したものの現在の職場が合わず、転職先を探すために利用する人もいることからそうした人から職場に関する詳しい情報を手に入れ、それを今後の就職希望者へ情報提供するというケースも少なくありません。

 

ですから、フリーターからの就職活動を行う場合、転職エージェントを利用するだけで手にすることができる情報が全く違ってくるのです。

 

しっかりと情報収集を行うことで本当にあなたが求める「”あなたにとって”質の高い求人」を手にすることができます。

 

こうしたことから、だまされることなく質の高い求人を獲得したい！！そして就職したい！！と考えるのならば、転職エージェントを利用して就職活動を行うことがおすすめです。

 

どこの転職エージェントがベストなのかわからない場合は？

 

フリーターからの就職で「質の高い求人」を求める場合、転職エージェントを利用する人は多くいます。

 

しかし、そうはいっても転職エージェントを利用したことがないフリーターの中には「転職エージェントが”私にとっての質の高い求人”を見つけやすいことはわかったけど、そうはいってもいろいろある転職エージェントの中でもどれを利用すればいいの？」という人が少なくありません。

 

では、こうしたフリーターにとってどこの転職エージェントを利用するのがベストでしょうか？

 

ぶっちゃけてしまうと、答えなんてありません。

 

それというのも、求人は日々入れ替わるものだからです。

 

では、こうした状況の中、あなたにとってベストな求人を見つけるためにはどうしたらいいのでしょうか？

 

おすすめは２つ以上、できれば３つ程度の転職エージェントを同時に利用することです。

 

それというのも、転職エージェントが扱う求人はそれぞれ違っていることがほとんどであり、あっちの転職エージェントで扱っている求人がこっちの転職エージェントにはないということがほとんどだからです。

 

一つでも多くの求人を手に入れようと考えたのならば複数の転職エージェントを活用すること以上に有効な方法はありません。

 

また、２つ以上の転職エージェントを利用し、それをそれぞれの転職エージェントに伝えることで転職エージェントの担当者も「あっちには負けられない！！」ということでより良い求人を提供してくれるケースが少なくありません。

 

ですから、より「質の高い求人」を手に入れたいのならば、複数の転職エージェントを活用するという方法が役に立つのです。

 

また、「本当に質の高い求人」を手に入れたいのならば、転職エージェントの担当者についてもしっかりと意識しておきましょう。

 

それというのも「できる担当者」と「できない担当者」がいて、「できる担当者」は本当に良い求人を紹介してくれますし、企業側とのコネクションのようなものがあって就職活動自体が有利になるケースも珍しくないからです。

 

では、どうやって「できる担当者」を見つけるのか？

 

一つの判断基準は「疑問に思ったことを全部疑問としてぶつけてみる」ということです。

 

紹介された企業、特に気になった企業については「こんなこと聞いてもわかんないかもな…」と思うようなことでも質問してみることです。

 

それに対して調査してくれるなりしっかりとした対応をしてくれる、あなたが納得できるようしっかりと説明、解説してくれる担当者は「いい担当者」だと考えてほぼ間違いありません。

 

逆に適当にごまかそうとするような担当者の場合、最悪ですので、すぐにでも担当者を交代してもらいましょう。
（転職エージェントは「担当者を交代してください」といえば、すぐに対応してもらえます。担当者交代を主張するのは気が引けるという人もいますが、担当者の交代は珍しいことではありませんし、「いろいろな人の意見を聞いてみたいので担当者の交代をお願いします」とでも言っておけば問題ありません。
特に女性の場合、担当者が男性だったりすると話しづらいこともあると思いますが、そうした場合にも担当者の交代を主張するのはおすすめです。）

 

フリーターからの就職で「質の高い求人」を求める場合「どの転職エージェント？」が重要になることもありますが、それよりも「担当者が適切な人か？」というのはもっと重要だったりします。

 

こうした点を踏まえた上で「質の高い求人」を見つけるよう就職活動することがフリーターのあなたにとっておすすめです。