本当の本当に就職で話せる強みがないフリーターはどうすればいいのか？

就職したいけど、就職で話せる強みなんて本当にないんだよ…

 

就職を考えるフリーターの中には「就職しよう!!」と思って就職活動を始めることを考えるものの、いざ就職活動を始めようとするとそこで挫折してしまう人が一定数必ずいます。

 

そのフリーターからの就職活動挫折の原因は人によって様々ですが、一番多い原因は何か？というと…

 

「就職で話せる強みがない」「就職でアピールできる強みがない」

 

というものです。

 

就職に直接つながる経験がなかったり、アルバイト経験はあるものの誰にでもできる作業ばかりで大したことをやっていない、また何もやっておらずフリーターというよりもニートに近い状態になってしまった…

 

こうしたことから「就職活動でアピールできる強みが無い」ということで悩むフリーターは少なくありません。

 

そこでここでは、本当の本当に就職活動で話せる強みがないフリーターが就職するにはどうすれば良いのか？についてお話したいと思います。

 

本題に入る前に、「本当に」強みがないの？

 

ここからいきなり本題に入りたい所ですが、その前に少しだけ確認してもらいたいことがあります。

 

それは「本当に」就職でアピールできる強みがないのか？ということです。

 

それというのも、「就職活動で話せる強みがない…」というフリーターの中には、「本当は就職で活かせる経験、強みを持っているにもかかわらず、それをわかっていないだけ」というケースは多いからです。

 

長期間続けているアルバイトがあれば、それは「一つのことを根気強く続けられる」ことのアピール材料になります。

 

アルバイト先で後輩のアルバイトに仕事を教えることを任されていれば、「教育指導経験」としてアピールできますし、アルバイト先でそれだけ信頼を得ている証拠になります。

 

何か気づいたことを社員の人に報告し、それを実行に移した経験があれば結果はどうあれ、その「気付き」や「提案力」「行動力」が強みとなります。

 

「つまらないアルバイト、大したことない仕事を淡々とこなしてきただけ」というフリーターに限って、実は非常に協力な強みを持っていたりします。

 

どう考えてもよく巷で言われる「役立つ資格」なんかよりも役立つ経験があるにもかかわらず、「強みがないから就職できない…」と嘆くフリーターは少なくありません。

 

「アピールできる材料がない」と悩む前に自分自身を振り返り、時には周りの人に相談したりすることで解決できることが少なくないので是非一度自分の経験を振り返ってみましょう。

 

転職エージェントの場合、こうした事情を理解しているため、徹底的にフリーターのこれまでの経験を聞き出したりすることにより就職支援を行います。

 

たったそれだけのことで「就職できない…」と悩んでいたフリーターが「あれ？就職って簡単？」となるケースも意外と多いですし、ここが一人で就職活動する時と転職エージェントを使って就職活動するときの大きな違いだったりします。

 

できればあなたのことを客観視してくれる転職エージェントを利用するのがベストですが、個人でもできないわけではないので、ぜひ自分の経験は一度しっかりと振り返るようにしてください。

 

本題：本当にアピール材料がない時には？

 

では、ここから本題です。

 

フリーターから就職したいけれども、就職活動でアピールできる材料が本当の本当の本当にない場合、どうするか？

 

答えは簡単です。

 

とにかく「行動」しましょう!!

 

気になる企業には片っ端から履歴書・職務経歴書を送りましょう。

 

ハローワーク、転職サイト、転職エージェント、新聞の折り込み広告、利用できる求人は全部利用しましょう。

 

「それだけ？」「強みがないから就職活動を始められないのに答えになってない!!」と思いますか？

 

もしそう考えるのだとしたら、あなたの就職活動に対する認識は間違っています!!

 

それというのも、「行動力」がある人間を欲しがる企業は非常に数が多いからです。

 

就職した後、新人に求められるのは「とにかく行動すること」「とにかくがむしゃらに頑張ること」です。

 

あなたもすでに聞いたことがあるかもしれませんが、一般的に「就職後3年以内の新人は企業側にとって赤字を生み出す存在」と言われています。

 

当然です。何しろ仕事の仕方を十分にわかっていないのですし、効率よく仕事をこなしていく方法を知らないどころか、ベテランと同様の仕事をこなせるはずありません。

 

だから、就職後3年以内の新人は基本的に会社に利益をもたらすことができず、むしろ会社にとって赤字を生み出す存在となってしまうわけです。

 

そんな中であなたのようなフリーターを含め入社後3年以内の「新人」「新入社員」に求められるのは、結局の所「行動力」です。

 

「これ、明日までにやっておいて」と言われた仕事に対して、「いや、それやったことないですし、わかりません」と返事をする新人と「やったことないですが頑張ってやってみます。わからないことも多いかと思いますがその時にはどうぞよろしくおねがいします」と頭を下げる新人、あなたならどっちと仕事をしたいと思いますか？

 

「これ、すぐにやって」と言われた仕事に対して「今手が空いてないので無理です」と断る新人と「今やっている仕事が終わってからでも大丈夫でしょうか？それともそちらの仕事を優先した方が良いのでしょうか？」と質問してくる新人、あなたならどちらと仕事がしたいでしょうか？

 

また、フリーターが企業側から嫌われる原因も実はこの「行動力」に疑問を持つからです。

 

「大変なこと、苦しいことはやりたくないんだろ？だからフリーター何だろ？」というのがフリーターを嫌う企業側の理由です。

 

あなたは「そんな事ない!!」と反論するかもしれませんが、フリーターを嫌う企業側の理屈はこうしたものです。

 

だからこそ、とにかく徹底的に就職活動を行い「行動力」を示すのです。

 

うまくいかない就職活動の連続であってもそこでめげずに就職に向けて行動するのです。

 

他のページでもお話していますが、「100社不採用になりました」という結果を企業側に伝えた場合、マイナス材料として捉えられるケースがないとは言えませんが、一方でそれを評価してくれる企業は必ずあります。

 

それというのも、「100社不採用になってでもやりたい仕事に向けて就職活動する行動力」「だめだと何度否定されても、それでも自分の理想に向けて行動する力」があると企業側は見るからです。

 

もちろん、何の工夫もなしに「100社不採用になりました」ではだめですが、必死になってできる限りのことを行い、様々な考え、行動をした上での「100社不採用になりました」は必ず評価してくれる企業が現れると断言してもいいくらいです。

 

「効率よく就職するにはどうすればいいの？」なんて悩み続けて、家でうじうじしている高学歴秀才なんかよりも、「とにかく〇〇の仕事をやりたい」「何が何でも就職したい」と頑張って行動するフリーターの方が多くの企業は評価します。

 

ですから、「本当の本当に就職で話せる強みがないんだ」と考えているのならば、とにかく就職活動をしましょう。

 

誰よりも一生懸命就職活動に取り組み、「就職したいので誰よりも一生懸命頑張っています」という姿勢を企業側に見せましょう。

 

「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉がありますが、この言葉はフリーターからの就職に於いても真実です。

 

一生懸命やっている人は応援したくなるのが人情ですし、そうした一生懸命な姿は人の心を動かします。これは企業の人事に於いても同じです。

 

「一生懸命頑張る」「人一倍頑張る」なんて泥臭いことを嫌う人も若いフリーターの中には多いですが、これ以上に強力な就職での「強み」がないのも事実です。

 

本当に就職活動でアピールできる強みがないフリーターはぜひこのことを意識して、とにかく就職に向けて行動することをおすすめします。