高校や大学を卒業して4月新たにフリーターとなったあなたが知っておくべき就活3つのポイント

4月となると毎年、高校や大学を卒業して新たにフリーターとなる人も増える時期です。

 

そこで、ここでは「高校や大学を卒業して4月新たにフリーターとなったあなたが知っておくべき就活3つのポイント」というテーマでお話したいと思います。

 

求人数だけでなく“競争倍率”も意識すべき!!

 

就職先が決まらないまま高校や大学を卒業してフリーターとなった人の中には…

 

次に就職を狙うとしたら早くて10月、もしくはやっぱり4月入社を狙うべき？

 

と言う人が少なくありませんが、少しでも就職を有利に進めたいのならば4月入社や10月入社にこだわる事はおすすめできません。

 

なぜなら、確かに4月入社や10月入社を前提とした求人は数が多く、チャンスと言えばチャンスなのですが、一方で競争倍率が非常に高く、実は就職活動を成功させるのに大変な時期でもあるからです。

 

特に4月入社に向けた就職活動となると「この時期しか就職のチャンスが無い!!」と勝手な思い込みをしている人も多く、求人数の増加以上にフリーターや第二新卒の就職希望者が極端に急増する傾向にあります。

 

それ故に特に4月入社は競争倍率が非常に高く、就職しにくいのが現実です。（4月入社ほどではありませんが、10月入社もこの傾向が強いです。）

 

十分な就職のための対策をねっていかなければ相手にもされませんし、就職のための対策を十分にねった所で競争倍率が高すぎるため最終的には「運任せ」となってしまうのが現実です。

 

つまり、「実力＋運」が必要となってくるのが4月入社であり、10月入社です。

 

だからこそ、4月入社や10月入社は大変であり、本当に希望の会社に入るのは難しかったりするのです。

 

一方、5月の前半、8月、12月というのは求人数が減ることから就職活動をするフリーターや第二新卒、その他転職活動をする人が減る傾向にありますが、実はこの時期というのはフリーターにとっての就職のチャンスだったりします。

 

なぜなら、求人数の減少以上に就職活動、転職活動する人が減り、それゆえに「競争倍率」の観点から見た時、比較的就職し易い時期だからです。

 

しっかりと就職のための対策を練って就職活動に臨めば、運に任せること無く就職に成功するのが求人数が少ない時期だったりするのです。

 

フリーターからの就職を真剣に考えた時、学生の時のように「みんなと同じようにやればいい」と言う発想は捨て、いかに有利に戦うか？を真剣に考えた方が良い結果が出やすいといえます。

 

あなたが本当にいい就職を実現したいのならば「求人数」だけにとらわれずに「競争倍率」のこともしっかりと頭に入れた上で就職活動する事をおすすめします。

 

 

就職活動は実は簡単!!

 

高校や大学を卒業した段階で就職が決まらずフリーターとなったあなたにしてみたら以外に思うかもしれませんが、フリーターから正社員に就職するための就職活動と言うのは実は簡単です。

 

なぜなら、企業によって求める人材像は微妙に違うものなのであなたのことを必要としてくれる企業は必ずあるからです。

 

また、例え大企業のような競争倍率がそれなりに高い企業であっても、他のライバルよりも少しだけあなたの方がその企業に就職するにふさわしい人材であることをアピールすればいいだけだというのも就職活動は簡単だというポイントです。

 

まず、フリーターになってしまった人の中には「就職活動に勝ち抜くためには優秀でなければいけない」と思いこんでいる人も少なくありませんが、そんなことはありません。

 

例え学力的に優れていなくても、スポーツや何かで特別な結果を残していなくても就職活動ではそれが特別不利になることはありません。

 

なぜなら、就職活動に於いて採用のポイントとなるのは「その企業に採用するにふさわしい人間かどうか？」が最も重要なポイントであり、「優秀かどうか？」が問題になるわけではないからです。

 

「真面目にコツコツ頑張る人がほしい」と言う企業もあれば、「とにかく積極的に挑戦する人が欲しい」と考える企業もありますし、時には「とにかく若者らしく元気のある人が欲しい」と考える企業もあるからです。

 

また、大企業のように大きな企業だと「いろいろな人材がほしい」ということから特定の決まりきった人材だけが採用されない傾向にあるのも、フリーターから就職できるチャンスがある証拠です。

 

つまり、フリーターとなってしまったあなたがどんな人材であれ、就職できるチャンスは必ずあるのです。

 

あなたのことを求めてくれる企業を見つけ出せばいいだけですからね。

 

（自分であなたのことを求めてくれる企業を見つけられないようならば、転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントならば企業の人事採用担当者からどんな人材がほしいのかを確認した上で求人紹介してくれるので、あなたのことを求めている企業について知ることができますよ。）

 

…しかし、そうは言っても場合によってはある程度他のライバルとなるフリーターや第二新卒、転職希望者との競争になる可能性があります。

 

不安ですか？

 

心配ありません!!なぜなら、例えライバルがいたとしても就職を成功させることはそれ程難しくないからです。

 

ほんの少しだけ他のライバルよりも「私の方が御社に採用されるにふさわしい人間です」という事をアピールすることができればそれだけで就職に成功できるのであり、決して難しいものではないのです。

 

スポーツで例えるのならば、100メートル走を9秒台で走る必要など無く、周りの人が15秒で100メートルを走るのならば、あなたは14秒99で100メートルを走り抜ければいいだけの話です。

 

簡単でしょ？

 

…とは言え、そのライバルに勝つのが難しいと考えているかもしれませんね？

 

でも、実は難しくありません。あなたでもきっとライバルに勝てます。

 

なぜなら、「就職活動の場合、企業が何を求めているのか？」を理解せずに就職活動を行っている人が多く、そもそもライバルというライバルが実はそれほど多くないからです。

 

先程の100メートル走の話で言うのならば、100メートル走だと言うのにボウリングの玉やバットを持って走ったり、あるいはレスリングを始めるような人が跡を絶ちません。

 

「この会社でそれをアピールしてどうするの？」と言う人が実は多いのが現実です。

 

「真面目にコツコツ頑張る人がほしい」と言う企業に「私の取り柄は元気です」とアピールしたり、「元気のある人が欲しい」と言う企業に対して「私の長所は落ち着いている所です」みたいなアピールをしてしまう人が少なくないのです。

 

しっかりと企業研究をして「どんな人材が求められているのか？」を理解していれば適切なアピールをすることが出来るにも関わらず、こうした就職活動に必要な基本的な事を一切せずに就職活動を行っている人が多いのです。

 

だからこそ、しっかりとした準備さえすれば就職活動でライバルに勝つことはそれ程難しくないのです。

 

（企業がどんな人材を求めているのか？を自分で調べ抜くのが難しい場合には転職エージェントを利用して教えてもらうのがおすすめです。）

 

就職活動するなら“今”

 

フリーターのあなたが就職を意識するのならば、就職活動を“今”すぐに始めることが大切です。

 

なぜなら、4月や5月と言うのは「もう少しゆっくりしてから就職すればいいや」なんて考えているフリーターが多いのですが、そのように考えて就職を先延ばししてしまうと結局就職できずに20代後半、30代、あるいは40近くになって「職歴なし」となってしまう人も少なくないからです。

 

フリーターから就職を考える人の中には「10月入社」や「4月入社」にやたら期待している人がいますが、その時期を待って就職活動をする人の中には就職できずに悩むことになる人が少なくありません。

 

なぜなら、半年なら半年、一年ならば一年就職活動を先延ばしすれば先延ばしするだけ就職活動は難しくなるからです。

 

半年なら半年分、一年ならば一年分正社員として頑張ってきた人たちとの差が広げられることになりますが、一方で企業の方はフリーターに対して就職するからには出来る限り同年代の正社員に近いレベルであることを求めます。

 

もちろん、正社員として活躍してきた人ほどの実力を求めないものの、フリーターならばフリーターとしてそれだけの期間身に付けてきたものを求められることになります。

 

それ故に「有利に就職活動するために半年（あるいは一年）ずらしたのに、こんなに就職が難しくなっているなんて…orz」となってしまう人が少なくないのです。

 

半年や一年ならばまだやり直しが聞きますが、これが3年、5年となるとその差は広がる一方であり、ますます厳しい状況に追い込まれてしまう人が多いのです。

 

もちろん、20代後半職歴なしのフリーターからでも就職はできますし、30代フリーターからでも就職することはできます。

 

しかし、そのチャンスの数や難易度に関しては高校や大学を卒業したばかりのあなたとは全く違うのです。

 

このサイトを閲覧している人の中には「30代職歴なしフリーター」と言う事で悩んでいる人も多く、フリーターとして過ごしてきたことを後悔している人も多いため、ぜひこうした現実を意識しておいてほしいのです。

 

高校や大学を卒業してフリーターになったばかりのあなたならば、今は最も就職しやすい時期であり、少し頑張れば簡単に新卒就職組に追いつくことが出来る立場にいます。

 

一生フリーターで過ごす覚悟が決まっているのならば話は別ですが、そうでなければ一日も早く就職活動した方があなたにとって有利ですし、まさに“今”こそ就職活動を頑張る時期だといえます。