フリーターからの就職だと新卒入社と比べて研修が手薄で不利なのでは?と不安なあなたへ

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フリーターからの就職だと新卒入社と比べて研修が手薄で不利なのでは?と不安なあなたへ

フリーターから正社員へ就職したい!!と考える人の中には…

 

フリーターからの就職と新卒入社の違い

 

を気にする人が沢山います。

 

そして、こうしたフリーターからの就職と新卒入社の違いの中でも、初めての就職ということで特に気にする人が多いのが…

 

「フリーターからの就職だと新卒のように充実した研修が受けられないんじゃないだろうか?」

 

「フリーターからの就職だと新卒入社組の研修と比べて研修内容が手薄になる分、就職しても不利になるのではないだろうか?」

 

と言うものです。

 

特に就職が決まらないまま高校や大学を卒業しフリーターとならざるをえなかった人が急増する4月、5月はこうしたフリーターからの就職と新卒入社との違いを気にする人が少なくありません。

 

そこでここでは、フリーターから正社員に就職したいと考えるものの「フリーターからの就職だと新卒入社と比べて新入社員研修が手薄で不利になるのでは?」と不安に思うあなたが知っておくべき就職の事実についてお話したいと思います。

 

※フリーターからの就職を先延ばしすべきではない!!
フリーターからの就職を考えるものの「新卒と比べて研修が手薄な分、不利になるのではないだろうか?」と疑問に思う人の中には「1年後の4月入社を目指そう!!」と言う人も沢山いますが、就職を先延ばしにすることは絶対におすすめできません。
なぜなら、「就職」と言うことを考えた時、1日でも若い方が有利であり、1日でも早く仕事を始めた方がその分スキルも身につくからです。
例えば大学卒業直後フリーターにならざるをえなかったとしても6月に就職できれば、1年後の4月には会社の中で「10ヶ月程度の実務経験のある先輩」になります。
一方、1年見送ってしまった場合、「就業経験もなしに無駄に1年年齢が上がっただけで就職が遅れた人」となってしまい就職活動自体が新卒と比べて不利になるのは当然の事、今後のキャリア形成の上でも不利な立場になってしまいます。

 

「仕事に関する研修」に大きな違いはない!!

 

新卒入社を逃してフリーターにならざるをえなかった人の中には…

 

新卒だったら受けることが出来たはずの手厚い研修が受けられない…(;_;)

 

と嘆く人が意外と沢山います。

 

しかし、これはあまり悲観するようなことではありません。

 

それというのも、確かにフリーターからの就職のような中途入社組と新卒入社組とでは研修内容が違うことは珍しくありませんが…

 

「仕事に関する研修」に大きな違いはない!!

 

からです。

 

「新卒と同じ研修が受けられない…(T_T)」という人はこの点を勘違いして嘆いている事がほとんどです。

 

大企業であれ、中小企業であれ、「仕事に関する研修」に関して「新卒だから手厚い研修を行う」、「フリーターからの就職組だから放ったらかし」なんてことはまずありません。

 

なぜなら、仕事で必要な研修について「フリーターからの就職組だから」という理由で新卒入社組と差をつけたことが原因で業務に支障が出た場合、取り返しの付かないことになる可能性があるからです。

 

あなたが初めて就職するのならばわからないかもしれませんが、例え同じような仕事であっても会社ごとにやり方も違えばその方針や考え方も全く違います。

 

例え同じ様な営業や事務、あるいは技術職だと言った所で会社によって仕事は違うものであり、その違いをしっかりと教え込まないことには例え経験豊富な中途採用であれ十分な仕事ができない可能性が高いのです。

 

(営業を例に上げるのならば、扱う商品やサービス、顧客が法人か個人かによっても違いますし、商品の金額、利用者の年齢や家族(会社)状況によってもやるべき仕事は違ってきます。事務や技術職についても具体的何をやるのか?はもちろん、どこまでやるのか?どの部署と関連して仕事をするのか?報連相は何がポイントになるのか?などはそれぞれの会社で違います。)

 

だからこそ、仕事に関する研修は例えフリーターからの就職の場合であってもしっかりと行ってもらえる事がほとんどです。

 

「フリーターからの就職は新卒入社と比べて研修が少ない分仕事が不利になるのでは?」と思っているのならば、それは勘違いであり、あまり不安に思うようなことではありません。

 

新卒入社組との大きな違いとは?

 

フリーターからの就職であっても「仕事に関する研修」は同じ様に受けられることがほとんどなので、フリーターからの就職であるとしてもあまり心配する必要はありません。

 

…とは言え、フリーターから就職した場合と新卒入社の場合の研修が全く同じであるわけではありません。

 

では、一体何が違うのでしょうか?

 

それは「“社会人としての心構え”や“働く覚悟”に関する話や研修があるかないか?」です。

 

通常、新卒組の新入社員研修は1週間から2週間程度行われます。(※以下の内容は企業や業種、職種によっても微妙に異なります。あくまでも一般的な例を上げているにすぎないのでご注意下さい。)

 

企業によって研修期間の長い短いはありますが、大抵の企業は1週間から2週間程度。

 

完全週休二日制を採用している企業も多いので実質5日から10日程度です。

 

一方、フリーターからの就職のような中途入社組の場合には大抵、3日から6日程度の期間が新入社員研修の期間にあてられます。

 

つまり、フリーターからの就職のような中途入社組の新入社員研修は新卒組の新入社員研修と比べて6割程度という事がほとんどです。

 

では、新卒入社組との違いとなる残りの4割、その違いは一体何か?

 

新卒入社組の研修が5日から10日なのに対して、フリーターからの就職のような中途採用組の研修が3日から6日程度だとして、その差となる2日から4日の研修内容は一体何なのか?

 

それは「“社会人としての心構え”や“働く覚悟”に関する話や研修」があるかないかの違いです。

 

だからこそ、フリーターからの就職だからといって新卒入社と比べて特別不利な立場に立つわけではないのです。

 

具体的にどう違うのか?

 

新卒入社することが出来ずフリーターとして就職せざるを得なくなった人の中には「新卒としての研修を受けていないこと」を残念がる人が沢山いますが、それ程気にすることではありません。

 

新卒入社の場合、まず入社式を行い、その上で社長や常務などの取締役からの挨拶があり、その中で“社会人としての心構え”や“働くことの覚悟”を長時間聞かされます。

 

ぶっちゃけ、「校長先生の長いお話大好き♪」「おっちゃんやおばちゃんの小言大好き♪」というちょっと変わった趣味のある人でもない限り、「聞かなかったから損した…orz」と嘆くようなものではありません。

 

また、取締役からの挨拶が終わるといよいよ研修となりますがその研修も「社是や社訓の暗唱」「決意表明」、そしてこれらを多くの同期となる新入社員の前で発表するなどがメインです。

 

そこで声が小さかったり、暗唱すべき内容を暗証できていない場合には人事部や教育担当者から激が飛ばされます。

 

何度でもやり直しをさせられたりします。

 

例え一度上手にできたとしても翌日に同じことを繰り返し行わせることも珍しくありません。

 

(ちなみに、これは営業職に限ったものではありません。事務職や技術職的な仕事でも新卒入社組に対して一般的な「新入社員研修」的なものを行う所でもこうした研修は普通にあります。)

 

身だしなみが崩れている人が一人でもいれば小言が飛んできますし、いっせいに起立、礼をすべき時に少しでも遅れる人がいたりすると何度でもやり直しを食らわせたりします。

 

その他、営業部長からのお話や先輩社員からのお話、その他各部署からのお話や新入社員同士グループを組んで何かする場面もあったりしますが、具体的な内容は違えどその根底にあるものは皆一緒、新卒入社の社員に“社会人としての心構え”や“働く覚悟”を身に着けさせるためのものです。

 

こうしたことをやって“社会人としての心構え”や“働く覚悟”のようなものを身に着けさせるのが新卒入社組の研修によくあるパターンであり、フリーターからの就職等の場合に受ける研修との大きな違いです。

 

フリーターからの就職の場合、こうした「“社会人としての心構え”や“働く覚悟”に関する話や研修」的なものが省略されていたりします。

 

だからこそ、フリーターからの就職のような中途入社組の研修は新卒入社組の研修と比べて研修期間が短かったりします。

 

では、なぜ新卒入社組にだけこの様な研修をするのでしょうか?

 

それは、これまで学生であった新卒入社組に対して「働く」という事を意識させるためであり、「学生気分をふっとばすため」です。

 

とにかく「会社と学校とでは違うんだ!!」という事を徹底的に身に付けさせるために実際の仕事では必要としないようなことでも厳しく研修として行います。

 

だからこそ、「とにかくガッツリ小言を言われて学生気分をふっ飛ばしたい!!ヽ(=´▽`=)ノ」というのでもない限り、フリーターからの就職だとしても特別新卒入社の研修にこだわる必要がないことがほとんどです。

 

フリーターからの就職だとしても新卒入社組と比べて仕事に関する研修で特別大きな違いがあることは少ないですし、新卒入社組と同じ研修を受けられないからと言って特別嘆くようなものでもありません。

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